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禁煙外来

禁煙外来とは

タバコをやめたい人のための専門治療外来です。現在、喫煙は「ニコチン依存症」という病気であるとされています。禁煙外来では、「ニコチン依存症」と診断を受けた患者さまに対して、医師が禁煙補助薬を処方し、禁煙治療を行います。
 
当クリニックでは保険適応による禁煙治療を受けることができます。

 

ニコチン依存症とは

タバコを吸うと、ニコチンが数秒で脳に到達し、快感を生じさせる物質であるドパミンを放出させます。ドパミンが放出されると、タバコを吸った人は快感を味わいます。また同時に、もう一度タバコを吸いたいという欲求が生じます。その結果、次の1本を吸って再び快感を得ても、さらに次の1本が欲しくなるという悪循環に陥ります。この喫煙が習慣となった状態を「ニコチン依存症」といいます。
 

健康保険による禁煙治療を受けるには

健康保険を使って禁煙治療を受けるためには、以下の要件を満たすことが必要です。

  1. ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)でニコチン依存症と診断されること
  2. 1日の喫煙本数と喫煙年数を掛けた値が200以上であること
  3. ただちに禁煙することを希望していること
  4. 禁煙治療プログラムについて説明を受け、禁煙治療を受けることに文書で同意していること

    注意:過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは自費診療となります。

ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)

 ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)

禁煙治療のスケジュール

 

各診察では、禁煙補助薬の処方だけでなく、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定します。一酸化炭素はタバコに含まれる代表的な有害物質ですが、禁煙を始めれば、この値は低下します。また、禁煙を継続するためのアドバイスを受けることができるため、禁煙は成功しやすくなります。

呼気一酸化炭素濃度測定

タバコには、約200種類以上の有害物質(ニコチン、一酸化炭素、タールなど)が含まれています。一酸化炭素はニコチンと一緒に動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。また、一酸化炭素は酸素の運搬を妨害するため、持久力や作業効率を低下させます。呼気一酸化炭素濃度測定器で、自分の体内に有害物質である一酸化炭素をどれだけ取り込んでいるかを調べます。

 

 

 

 

 

当クリニックで禁煙外来を受診するには

佐藤あつしクリニックでは、禁煙外来につきましては完全予約制となっています。
電話(052—352—2311)にて予約を承っていますので、診察時間内にお電話ください。